風水を楽しむカーテンの選び方|採寸・遮光・透けにくさの基本

生成りのドレープカーテンと白いレースカーテンがある明るい窓辺。採寸・遮光・透けにくさを案内するアイキャッチ

「風水も参考にしてカーテンを選びたいけれど、色を先に決めてよいの?」「遮光カーテンは部屋を暗くしすぎない?」。窓まわりを整えようとして、迷うこともありますよね。

カーテンは、サイズと必要な機能を先に決め、その範囲で好きな色や柄を選ぶと失敗を減らせます。風水の意味づけは、暮らしに願いや楽しみを添えるものとして取り入れましょう。特定の色や方角が、金運・恋愛・健康の変化を保証するものではありません。

この記事では、方角別の吉凶一覧ではなく、採寸・遮光・透けにくさ・手入れのしやすさを中心に、毎日使いやすい一枚を選ぶ手順を紹介します。

目次

まず「何に困っているか」を一つ決める

同じ部屋でも、朝と夜、平日と休日でカーテンに求める役割は変わります。いまの窓辺を見て、いちばん改善したいことを書き出してみてください。

いま気になること 先に確かめる点 選ぶときの考え方
朝日や街灯がまぶしい 光が入る時間・場所 遮光性と、上下左右の光漏れを確認
外からの視線が気になる 昼と夜、それぞれの見え方 レースの遮像性と厚手カーテンの併用を検討
昼間も暗く感じる 明るさを残したい時間帯 光の通し方と目隠しのバランスを確認
開閉や洗濯が面倒 長さ・重さ・取扱表示 毎日動かせて、無理なく手入れできるものを選ぶ

たとえば「寝室だから必ず一番暗いもの」と決める前に、朝の明るさを残したいのか、日中に休むため暗くしたいのかを考えます。家族で使う部屋なら、好みだけでなく、それぞれの過ごし方もすり合わせておきましょう。

採寸は窓ガラスではなく、レールを基準にする

幅・丈・開き方を別々にメモする

一般的なフック式カーテンでは、幅はレール両端の固定ランナーの間、丈はランナーから床や窓枠下までを測ります。ハトメ式などは起点が異なるため、購入先の採寸図を優先してください。測る場所は無印良品のカーテン採寸ガイドでも図で確認できます。

メモには、測った寸法だけでなく「掃き出し窓・腰窓・出窓のどれか」「片開きか両開きか」「厚手とレースのどちらか」も添えます。二重レールは、前後で高さが違わないかを確かめましょう。

採寸値と、注文する仕上がり寸法は同じとは限りません。幅に加えるゆとりやフックの種類は商品によって異なります。注文画面が求めているのが「レール幅」なのか「カーテン一枚の幅」なのかを確認し、自己判断で二重にゆとりを足さないようにしてください。

丈は窓の種類と、下にある家具も見て決める

無印良品の案内では、掃き出し窓・出窓は床や窓台より1~2cm短く、腰窓は窓枠下より15~20cm長くするのが目安です。レースは厚手より1~2cm短くする例が示されています。ただし、これは同社の目安です。家具や設備に触れないかを含め、実際に買う製品の案内と照らし合わせましょう。

「幅100cm」と書かれていても、一枚の寸法とセット全体の寸法を取り違えると足りなくなります。枚数、左右に分けるか、フックの付属、レールに合う仕様までを一組として確認してください。既製品が合わないときは、無理に近いサイズを選ばず、サイズオーダーや販売店への採寸相談を候補にできます。

遮光・遮像・遮熱は、それぞれ別の機能

遮光は「部屋をどのくらい暗くしたいか」で選ぶ

遮光カーテンには1~3級の表示があり、1級が最も光を通しにくい区分です。ニトリの機能説明では、遮光1級は遮光率99.99%以上、2級は99.80%以上99.99%未満、3級は99.40%以上99.80%未満と案内されています。メーカー独自の段階表示が併記されている場合もあるので、数字だけを見て別の表示と混同しないようにしましょう。

ただし、生地の遮光率は、取り付けた部屋全体の暗さを保証する数字ではありません。上・横・裾のすき間から入る光もあることを、サンゲツの遮光性の解説が説明しています。買い替える前に、まぶしいのが生地越しの光なのか、端からの光なのかを見分けておくと、販売店にも相談しやすくなります。

レースの目隠しは「昼も夜も同じ」と考えない

ミラー調レースは、日中の外からの視線を遮るための機能です。一方、遮像性は室内の見えにくさを表すもので、商品ごとに表示や評価方法を確かめる必要があります。サンゲツの生地の機能説明でも、天候や室内照明によって見え方が変わると案内しています。

夜に照明をつける部屋では、「昼は見えにくい」という説明だけで決めず、夜間の説明・見本も確認しましょう。必要に応じて厚手カーテンを閉める使い方を考えます。外の景色をどれくらい見たいかも、購入前に比べておきたい点です。

暑さが気になるなら、遮熱表示を別に確認

光を遮ることと、日射による熱を抑えることは分けて考えます。サンゲツの遮熱機能の説明では、日射熱による室内の温度上昇を抑える機能として遮熱レース・遮熱ドレープが紹介されています。「遮光」と書かれているだけで必要な遮熱性能まで備わると判断せず、商品表示を確認してください。

カーテンだけで室温や電気代が一定の数値まで変わるとは限りません。窓の大きさ、日差し、建物の条件も異なるため、商品の試験値をそのまま自宅の結果として受け取らないようにしましょう。

風水の色・方角は、使いやすさが決まってから

風水を参考にするときも、暮らしに必要な明るさやプライバシーを我慢する必要はありません。方角の意味づけと、窓から入る日差しの強さは別々に確かめておくと整理しやすくなります。向きの調べ方で迷ったら、スマホ・間取り図で風水の方角を調べる基本をご覧ください。

色は、カーテンだけの写真で決めず、壁・床・ソファと並べて考えてみましょう。次のように候補を絞る方法があります。

  • なじませたい:壁や床に近い色の生地見本を並べ、昼と夜に見る。
  • 好きな色を楽しみたい:無地の全面だけでなく、柄の一部に入ったものも比べる。
  • 部屋の印象を変えたい:カーテンを閉めた状態の広い面積を想像し、手持ちの家具と合わせる。

これらは配色を考えるための提案で、色ごとの開運効果を示すものではありません。「この色でなければ不運になる」と心配して、気に入っているカーテンを急いで処分しなくても大丈夫です。

ほかの布製インテリアも一緒に整えたいときは、玄関マットの色・素材と使いやすさの考え方も参考になります。窓辺も玄関も、置ける寸法と手入れの条件を先に決める順番は共通です。

素材名より、手入れできる条件を確認する

綿や麻の風合いが好きなら、その好みを選ぶ理由にして構いません。ただし、天然素材なら必ず家庭で洗える、化学繊維なら風水に向かない、と一律に決める必要はありません。

購入前には洗濯表示と付記を見て、洗えるかだけでなく、乾燥方法やアイロンの条件まで確認しましょう。記号が分からないときは消費者庁の洗濯表示案内で調べられます。「洗濯ネット使用」などの文章で示された注意も読み飛ばさないでください。

大きなカーテンは、取り外しや干す場所も含めて考えておくと扱いやすくなります。自宅の洗濯機で扱えるか分からない、取扱表示が読めない場合は、無理に洗わず販売店やクリーニング店へ相談しましょう。買い替えは縁起のよい日だけでなく、破れ・開閉の不具合・手入れの負担も見て判断できます。

買う前と、取り付けた後のチェックリスト

  • 窓ごとに幅と丈を測り、注文サイズ・枚数・開き方を確認した。
  • 遮光、昼夜の見えにくさ、必要な遮熱機能を別々に確かめた。
  • 色や柄を、昼の自然光と夜の照明の両方で見た。
  • 洗濯表示と、取り外し・乾燥の方法を確認した。
  • 裾が通路に広がらず、窓や家具の開閉を邪魔しない。

子どもがいる家庭でシェードやスクリーンも候補にする場合は、操作コードやチェーンの扱いまで確認してください。サンゲツの窓まわり商品の安全対策では、コードクリップなどを使い、子どもの手の届かない位置で束ねるよう案内しています。見た目だけでなく、製品ごとの説明書に沿った安全対策が必要です。

カーテンと風水のよくある質問

遮光カーテンは風水が気になるなら避けるべき?

運気を心配して、必要な遮光を諦める必要はありません。暗くしたい時間帯と明るく過ごしたい時間帯を分け、開閉やレースとの組み合わせを考えてみましょう。日中に休む人と、朝の光を感じたい人とでは、使いやすい選択も異なります。

方角が分からないと、色は選べませんか?

まずは好みと部屋に合う色から選んで構いません。方角の意味も参考にしたい場合に、位置と向きを整理して調べましょう。採寸や夜間の目隠しは、方角が確定する前でも確認できます。

厚手とレースは同じ日に買い替えるべきですか?

縁起を理由に、必ず同時に替える必要はありません。今あるものの寸法・状態・機能を確認し、足りない方から見直せます。ただし、組み合わせたときの丈や見え方、開閉のしやすさは確かめてください。

まとめ|採寸と機能を先に、色は気持ちよく選ぶ

カーテン選びは、①窓辺の困りごとを決める、②レールを基準に採寸する、③遮光・透けにくさ・手入れを確認する、④好きな色や柄を選ぶ、の順に進めると整理できます。

風水は、その選択に自分なりの意味を添える楽しみとして取り入れてみましょう。明るさや視線への配慮を後回しにせず、毎日開け閉めしたくなる、暮らしに合う一枚を探してみてください。

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